年末年始の過ごし方は、家庭や環境によってさまざま。今回は中学生を対象に、お正月の過ごし方や大晦日から三が日までのスケジュールを細かく調査しました。ティーンたちが何を楽しみにして、どんな過ごし方をしているのか。今のリアルをお見せします。
お正月は「家族で初詣」が定番のイベントに！
★お正月は誰と過ごすの？
お家で家族と過ごす 62％
おじいちゃんおばあちゃんの家 32％
お友だちと過ごす 1％
その他 5％
★お正月は何をする？
初詣に行く 45％
家にいる 39％
初売りに行く 5％
その他 11％
初詣に行くが1位となり、お正月の定番イベントとしてしっかりと根付いていることがわかりました。
また、家でお正月特番を観たり、ゆっくり過ごしたりするという声も多く見られます。 その他では、「おせちを作る」、「初日の出を見に行く」など、お正月ならではの過ごし方を楽しんでいる家庭もありました。
みんなの大晦日から三が日のスケジュールも発表！
大晦日の過ごし方ランキング
1位 テレビ・配信を観る
2位 食事を楽しむ
3位 祖父母の家に行く
4位 受験勉強
5位 年越しまで起きる
1位の「テレビ・配信を観る」は圧倒的多数。「紅白歌合戦」や「逃走中」といった定番番組に加え、Snow Manの生配信や推しのカウントダウンライブなど、YouTubeやファンクラブ配信で年を越すスタイルも目立ちました。
2位は年越しそばだけでなく、パーティメニューを家族で楽しむという声も。
3位には、大晦日から祖父母の家に泊まり込み、いとこと過ごすのを楽しみにしている様子が多く見られました。
元旦の過ごし方ランキング
1位 親戚・祖父母の家へ大集合
2位 食事を楽しむ
3位 初詣・伝統行事
4位 受験勉強
5位 寝正月
1位の「親戚・祖父母の家へ大集合」が最も多い回答に。お年玉はティーンたちにとって、やはり欠かせないビッグイベント。
2位はおせちやお餅などのお正月料理に加え、「いつもより豪華な食事が楽しめる」という声も。
3位では、初日の出や初詣などを家族で楽しむという回答が集まりました。
また受験生からは、「おせちを食べつつ勉強」という現実的な声も寄せられています。
1月2日の過ごし方ランキング
1位 お正月ならではの娯楽
2位 初売り・福袋
3位 宿題・勉強
4位 親戚周り
5位 初詣
1月2日は、「箱根駅伝を見ながら残りのおせちを食べる」というのんびり派と、「初売りや福袋を見に行く！」というアクティブ派、さらに「宿題の残りをマッハで片付ける」という現実派の3タイプに分かれました。
4位は別の親戚の家を訪ねるパターン、5位は混雑を避けてあえて2日に初詣に行くという人も一定数いました。
1月3日の過ごし方ランキング
1位 勉強・宿題
2位 ゆっくりする
3位 友だちと遊ぶ
4位 ショッピング
5位 初詣
3日になると、多くの人が「そろそろ現実に戻る」モードに。「だんだん宿題がやばくなってきて、勉強をする」という声もあり、焦りはピークに達している様子です。
一方で、早めに宿題を終わらせた人は、のんびりとお正月休みを楽しんでいる傾向も。
3位の「友だちと遊ぶ」では、新年のあいさつを兼ねて集まったり、初売りに出かけたりと、久しぶりの再会を楽しむという声が見られました。
大晦日から三が日を通して見えてきたのは、
大晦日／テレビ・配信とごちそう
元旦／祖父母や親戚の家でお年玉
1月2日／初売り組orお正月特番組
1月３日／日常復帰
というメリハリのある年末年始のスケジュール。
家族と過ごす時間を大切にしながら、配信や推し活といった自分の楽しみもしっかり確保しているのが、今どきの中学生らしいポイントに。また、受験生はお正月ムードの中でも現実と向き合い、勉強に励んでいる様子も見えてきました。伝統的なお正月行事と、現代ならではの楽しみ方。どちらも無理なく取り入れて過ごすのが、今の中学生のお正月像といえそうです。
ガールズラボでは、これからも中学生の“リアルな今”を、アンケート調査を通してお届けしていきます。次回の更新もお楽しみに。
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Text／Yabuta Tomoko
出典元：ニコラネットアンケート約200人